「SNSを使って集客するならどの媒体がおすすめ?」
集客手段としてSNSを取り入れようとしている方は、上記のような疑問を思い浮かべているのではないでしょうか?
確かに、SNSを使った集客行為が主流になりはじめてから、様々なSNS媒体が登場しているので迷ってしまうのも無理はありません。
そこで今回は、SNSで集客を行う際に、もっとも効果を出しやすいSNS媒体を3つ紹介します。
SNS集客で得られる具体的な効果や進め方についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめのSNS運用代行サービス会社8選!料金の費用相場や選び方、メリット・デメリットを徹底比較目次
SNSを使って集客を行うと発生する3つの効果
SNSを利用して集客活動を行うと、以下のような効果が期待できます。
ターゲットを絞り込んで宣伝活動ができる
SNS媒体を使って集客活動を行えば、そのSNSをよく利用するターゲットに的を絞った宣伝活動ができます。
商品やサービスをどの層に向けて売り込みたいのかがはっきりしている場合は、より高い効果を得られるでしょう。
SNSは媒体によって利用する層がある異なっているため、このような的を絞った宣伝活動には非常に有効なのです。
ファンを獲得したり増加させたりできる
SNSを利用すると、顧客に会社のことをより身近に感じてもらいやすくなります。
その結果、ファンの獲得、増加に繋がる可能性があるでしょう。
商品やサービスの宣伝以外にも顧客の共感を呼ぶようなメッセージを発信したり、笑いや新知識を提供するようなコンテンツを配信したりすることで、顧客が会社自体に良いイメージを抱いてくれるようになるのです。
一度ファンになった顧客は継続的にSNSをチェックしてくれるようになり、新商品などにも敏感に反応してくれるようになります。
購入経路をシンプルにできる
SNSで商品の宣伝を行うと、商品購入ページなどへの誘導が簡単にできるようになります。
購入経路が分かりやすければ、購買意欲がそこまで高くない見込み客をも呼び込めるチャンスが生まれるでしょう。
逆にどこから商品を買えばよいのか分かりづらい商品は、高い購買意欲のある顧客にしか売れなくなる傾向があります。
SNSから気軽に情報を入手して、そのまま購買経路に誘導できる点はSNSの強みです。
SNSによる集客をはじめる前に準備するべきこと
SNSを使った集客を成功させたいのなら、下準備はしっかりと行うべきです。
何から準備すべきか分からないという方は、以下を参考にしてみてください。
商品やサービスを売り込みたいターゲットを明確にする
SNSはターゲットを絞り込んだ宣伝活動ができる媒体です。
そのため、より効果的に進めるためには、はじめにターゲット像を明確にしておく必要があります。
商品やサービスを欲しがってくれるのはどの層の顧客なのか、今一度はっきりさせましょう。
ターゲットに合わせてSNSを選び戦略を立てる
ターゲット像が明確になったら、今度はどのSNS媒体で集客活動を行うのか決めます。
ターゲットのペルソナ(架空の人物像)を作り上げて、もっとも利用していそうなSNSを探る方法が効果的です。
SNSをどのように利用して行けば集客に繋がるのか、具体的な戦略を立てることも忘れてはいけません。
SNS運営の担当者や専門部署を設置する
企業でSNS集客をはじめるのなら、実際にSNSにコンテンツを投稿する前に担当者や専門部署を用意しておくべきです。
別の仕事をしている社員が他の業務と並行してSNSを行うよりも、SNSに詳しい人物やチームが専門的に管理・運用していった方が投稿内容のクオリティを高めやすくなります。
コンテンツマーケティングの進め方とは?効果がわかる成功事例やメリットも解説集客に使えるSNS3選
SNS集客に使える媒体を3つ紹介します。
各媒体の特徴についても解説しますので、ぜひSNS媒体選びの参考にしてみてください。
利用者数が多く、拡散性の高い媒体です。
ユーザーの性別は様々で、個人・法人にかかわらず集客・宣伝ツールとして利用しています。
情報の受取手となるのは10代から30代の若年層が中心となるため、若者向けの商品・サービスを扱っている場合はTwitterを利用したSNS集客が成功しやすいでしょう。
1回の投稿で伝えられる情報量には限界があるため、オウンドメディアへ誘導することが主な目的となりやすいツールです。
オウンドメディアの作り方をプロが解説!Webメディアが絶対にやるべき事前準備と運営を成功するコツ文章よりも写真での投稿が中心となるSNS媒体です。
カフェで提供する料理や飲み物の写真を挙げるなどの使い方が一般的で、視覚的に店や企業のイメージを伝えやすくなります。
画像の投稿だけではなく、投稿を宣伝する機能も人気です。
投稿を宣伝することでシンプルな購入経路を設けることができ、衝動的な購買意欲を刺激しやすくなります。
YouTube
動画による情報提供ができる媒体です。
利用している年齢層も性別も幅広く、どんなターゲットでも集客できる可能性があります。
ただし、YouTubeのユーザーは自分の見たい動画しか閲覧しません。
ターゲットが検索しやすいキーワードを選定するのはもちろんのこと、ターゲットが好みそうな雰囲気の動画づくりにも力を入れる必要があります。
SNSによる集客を行う際に注意すべきこと
SNSで集客行為を行う時には、炎上に気を付けなければなりません。
炎上というのはフォロワーや視聴者からの批判やクレームが殺到し、ネガティブな意味で話題となる状態のことを指します。
過去にはわざと問題を起こして世間の注目を集める炎上商法も話題になりました。
ですが、炎上によって集まった顧客が企業の成長を支えてくれることはまずあり得ません。
炎上によるマイナスイメージが付きまとうことを避けるためにも、以下のような情報は慎重に取り扱うように心掛けましょう。
- 顧客や社員の個人情報
- 信ぴょう性の薄い不確かな情報
- センシティブな情報
具体的な戦略を立ててからSNS集客をはじめよう
SNSを使って顧客を集めたいのであれば、きちんとした戦略を立ててから行動を起こす必要があります。
どのようなターゲットに向かって情報を発信するのか、ターゲットにどのやって特定の行動を取ってもらうように誘導するのかなどの具体的な戦略を立てておかないと、方向性が曖昧なままだらだらとSNS運営を続けることになってしまいます。
戦略と同時に炎上を起こさないためのルールやマニュアルも設けておけば、より安全に集客活動を続けていくことができるでしょう。